落ちつけ、落ち着け
ブログを書き続けるには、勝利というエネルギーが必要だなあとつくづく痛感するこのごろです。
なぜ、先制されるとあわててしまうのか?
サッカーはなかなか点が入らないスポーツですから、先制されたらあわててしまうのは、心理としては理解できるところです。野球なら1点2点はワンチャンスですが、サッカーの場合、逆立ちしてもワンチャンスで2点は取れません。1点取るのさえも容易ではありません。
ただ、問題なのは、1点返すのが大変なことはすべてのチームに共通することであるのに、JEFの場合は失点直後のあわてふためきぶりが顕著なことです。先制されると急にミスが目立つ目立つ、パスもまともに通らなくなってしまいます。
どうして、失点前にできたことができなくなってしまうのか?
JEFのサッカーは個に頼らない組織サッカーということになるでしょう。組織が機能するためには、選手一人一人が互いに、自分が今何をしなければならないかということを的確に判断ができ、かつ、他の仲間の意図をも理解することができるということが必要です。要するに連係です。これがうまく機能する限り、他サポも目を見張るような面白いサッカーを展開してくれます。しかし、連係が生命線であるだけに、11人のどこかで歯車が食い違ってしまうと全体がかみ合わなくなってしまう、そういう悪循環のスパイラルを持ったチームでもあります。誰かがあわててしまうと、プレーを通じてそれが全体に連鎖してしまう、そういう危険を孕んだチームです。そういう潜在的な欠点が失点を機に出てきてしまうということでしょう。失点による落胆、後悔、怒り、自信喪失。個々の選手の内面に芽生えるそれぞれの精神的動揺と集中力の喪失。その精神状態がミスを生み、ミスがミスを呼ぶ。連係の鎖がズタズタに分断されてしまう危機です。
失点して動揺しないチームはない。とすれば、動揺を早く静めることを考えなければなりません。そのためには、ピッチ上で、浮き足立った選手の精神状態をコントロールできるような、選手の信頼を集めうる、そういうカリスマが必要でしょう。磐田にいたドゥンガのような。ドゥンガの加入で磐田のプレーは汚くなったという人もいますが、磐田は1にも2にもドゥンガの加入で精神的に強くなれたと思います。また、チーム内に頼れる点取り屋がいれば、その個の力に期待を寄せることで、早く平静を取り戻すこともできるでしょう。あいつに預ければなんとかなると頼れるだけの選手がいれば、その存在が他の選手の内面に自然と落ち着きをもたらしてくれます。上位チームを眺めてみると、マグノ、バレー、ワシントン、ジュニーニョと点取り屋をそろえています。
が、残念ながら今のJEFにはドゥンガもいなければ点取り屋もいません。
ここのところを補強しないと、ひょっとして今季はチーム史上始まって以来の・・・・
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